学校紹介

強い意思と行動力を持った森村っ子を育てたい。

ご挨拶

森村学園初等部校長 時川 郁夫
森村学園初等部校長 時川 郁夫

本校は森に隣接した校舎を持ち、子どもたちは四季の移ろいを五感で感じながら豊かな学校生活を送っています。また、遊びやさまざまな活動を通じて、新しい発見を重ねながら学びを深めています。

現代はテクノロジーの進化とグローバル化が加速し、気候変動や国際情勢の変化が次世代に多くの課題をもたらすと考えられています。2016年にOECDは「Learning Compass 2030」を提唱しました。未来に必要な学びの方向性を示すために開発された教育分野のフレームワークです。長期的な視野に基づき、子どもたちが未来社会で適応し貢献できる力を育むことを目的としています。大量生産型のモノづくりが社会の中心だった時代には、集団で一律に知識を身につけさせる教育が有効でした。
しかし、現在の社会では、既存の概念にと らわれない発想力を持ち、自らの発信力をエネルギーとして人とつながり、発展的なコミュニティーを築ける人材が求められています。学びのあり方も時代の要請を意識し、柔軟かつ適切に調和させていく必要があるのです。
本学園の教育の柱は「ICT教育」「ランゲージ・アーツ」「英語教育」の3つです。あふれる情報を正しく理解し、自分の考えを明確にしながら世界へ発信する力を育んでいます。

そして、これらの学びを支えるうえで欠かせないのが「協調する力」です。グループワークや共同制作、学校行事や宿泊体験を通じて、他者を尊重し、協力し合う経験を重ねることで、人とのつながりが深まり、人生を支える大切な基盤が培われます。私たちは、子どもたちが「バランスの取れた人格形成」を実現できるよう、豊かで多様なカリキュラムを整え、実践しています。最先端の学びと自然豊かな環境を活かし、「一人ひとりが自由に思いを表現する時間」も「仲間とともに過ごす時間」も、そして「学び」と「遊び」をどちらも心から楽しめる6年間を目指しています。

本校での毎日が、お子さま一人ひとりにとってかけがえのない成長の6年間となるよう、これからも努力を続けてまいります。

※「学びの羅針盤」
OECD(経済協力開発機構、英: Organisation for Economic Co-operation and Development)のEducation 2030プロジェクトの一環として提唱された。知識(knowledge)、スキル(skills)、態度・価値観(attitudes and values)の三つが一体のものとなって絡み合い、自らの学びや人生の舵取りをしていくための枠組みとして概念化されたもの。

入学案内を見る 公開行事等申込