森村学園 初等部 2016学校案内
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国 語算 数理 科社 会音 楽体 育家庭科図 工言葉は、人が人として生きていくことと密接な関係にあり、私たちの生活を根底から支えています。授業では、「話す・聞く」「読む」「書く」の4つの言語活動によって、国語を適切に表現し、正しく理解する能力を伸ばしていきます。特に音読には力をいれ、国語の音声による表現の楽しさや奥深さを感じられるよう導き、作品の理解につなげていきます。算数では、決まった解き方で正解を導き出すだけでなく、「考え方」について話し合う活動を多く行っています。きまりを発見する力や「なぜ」ということを説明する力、「数・量・形」に対しての柔軟な感覚をじっくり養っていくことを大切にしています。3年生ではティームティーチング、4年生以上は二分割授業を行い、「習熟」と「発展」の両面での充実を目指します。創立時から「自然科」という独自の教科を設置、観察を中心とした理科教育を行ってきました。化石や生物の標本が充実しているのも、その成果の一つです。いまも学園の豊かな自然や、所蔵している標本、充実した最新の理科設備を使って、子どもたちが直接自らの手で観察し、実験を通して理解を深めることを大切にした授業を進めています。社会科は、自分を含め、さまざまな地域の人々が、それぞれの歴史や環境のもとでどのように暮らしているか学び、世界中の人々が平和に暮らしていくことのできる未来を考える教科です。本校では、社会生活に関する「知識」の習得はもちろんのこと、それらを活用しながら課題についてさまざまな角度から考え、判断し、表現する力を伸ばしていくことに重点をおいています。人は、音楽によって、喜びや悲しみなど、己の心を表現してきました。本校では、音楽を言葉に代わる表現の手段、感情を盛る器として捉え、表現することの喜びや奥深さを感じられるよう、発達段階に応じた音楽活動を行います。子ども達の活発な音楽活動を支えるための楽器も充実し、休み時間にも、自由に演奏することができるようにしています。体育の授業では、発達段階に応じた様々な種目に取り組みます。1学期の半ばから2学期にかけて、週1時間水泳学習を行い、まとめとして行われる水泳記録会では、個々の記録に挑戦します。3学期に開かれる学年毎のボール大会では、クラスをこえて皆が試合も応援も楽しみます。運動技術の向上を目指すだけでなく、体を動かす心地よさを実感しながら、自らすすんで健康な身体を作ろうとする姿勢を培うことも大切にしています。子どもらしい、自由な発想を大切にした造形活動を行っています。低学年では造形遊びを中心に、自分の思いやイメージを色や形で表すことの喜びをたくさん体験します。高学年では、自らの力で計画し、制作を進める「個別学習」によって、より主体的な創作活動に発展します。また、さまざまな素材を揃えた材料銀行を始めとして、子どもたちの創作意欲に応えるための環境も整えています。学園創設の流れをくみ、全学年が陶芸作品に取り組むのも、大きな特徴です。家庭科は、家庭生活への関心を高め、よりよい生活を工夫できるようにすることをねらいとしています。「衣・食・住」などについて考え、さらに実習を通して、生活の中の知恵や科学、人々の思いに気づき、自らの家庭生活への見方や考え方を深めていきます。調理や被服等の実習では、充実した設備のもと、男女ともに生活の主体者として、人とかかわり合うことの楽しさ、大切さ、自らの役割について体得していきます。カリキュラム

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